火へんに奥で「燠」の読み方とは?簡単に解釈

火へんに奥で「燠」の読み方とは? 読み方

この記事では、火へんに奥で「燠」の読み方を分かりやすく説明していきます。

火へんに奥で「燠」の読み方

「燠」は音読みでイクまたはオウと読む漢字です。

訓読みでは送り仮名によってアタタかいやアツいと読みますが、送り仮名が付かない訓読みにオキという読み方があり特に熟語ではどう読むかに注意が必要になります。

「燠」の意味や解説

「燠」は訓読み通りあたたかいや熱いという意味と赤く熱した炭火という意味を持つ言葉です。

また慰める声という意味で使われることもあります。

まず赤く熱した炭火いわゆる熾を指す言葉として「燠」が生まれ、そこから暖かい熱いという意味が関連付けられた文字と言えるでしょう。

慰める声という意味に関しては元気を出してというように言葉をかけると言うよりは、よしよしやおうおうなどの呼びかけを指します。

「燠」の熟語での使い方や使われ方

・『燠休』【いくきゅう】
声をかけて慰め相手を安心させることを指します。
苦しんだり悲しんだりしている人に声を掛けることです。

・『燠火』【おきび】
薪が燃え尽きて赤くなったものやそういった炭の中にある火を指します。
熾火と意味も読みも共通していますがそちらに含まれる燃え盛る火という意味は含みません。

・『涼燠』【りょういく】
気温が涼しいことと暖かいことでいわゆる寒暖を指す言葉です。
またそれから転じて涼しい季節と暖かい季節を指す春秋から歳月を指す言葉としても使われます。

まとめ

「燠」はオキと読む漢字ですが他にもアタタかいやアツいと読むなど、同じオキと読み赤熱した炭という同じ意味を含む熾と比べ、より暖房的な意味と読み方を持つ漢字と言えます。

音読みではイクやオウと読みますがオキという送り仮名の付かない訓読みもあるので、送り仮名が付いていないなら音読みすれば良いというわけではないので注意が必要です。

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