この記事では、「琳」の読み方を分かりやすく説明していきます。
王へんに林で「琳」の読み方
「琳」という漢字の音読みは「リン」で、訓読みはありません。
「琳」という漢字は現代の日本語の熟語では、人名用漢字として「リン」と音読みされることが多くなっています。
それ以外にも、名字として「琳」が使われている場合には、「琳谷(たまたに・たまき)・海琳(みたま)」のように「たま」という特別な読み方をすることがあります。
「琳」は中国語に由来する言葉である「琳
宇(りんう)・琳宮(りんきゅう)」において、「リン」の音読みで読むこともできます。
「琳」の漢字の意味や解説
「琳」という漢字の意味は、「ピカピカと光り輝くような美しい玉(ぎょく・たま)」になります。
「琳」の意味でいう「玉」とは、現代のいわゆる丸い物体を意味する「たま」ではなく、宝石のように特別な輝きや光沢、透明感を持っているような「玉(ぎょく・たま)」を指しています。
また「琳」には、「玉がぶつかって鳴る澄み切った綺麗な音」の意味合いも備わっています。
「琳」の熟語や地名・名前での使い方
・『琳琅』【りんろう】
「玉と玉、玉と何かが触れ合って響き渡る澄んだ美しい音」を意味して使われている熟語です。
「琳琅」には、「芸術的・感性的に優れている詩文」の意味もあります。
・『琳宇』【りんう】
「美しく輝く玉で装飾された邸宅や道教寺院」の意味合いで使われている中国語に由来する熟語です。
・『琳宮』【りんきゅう】
「近世以前の中国において、美しい玉で装飾された豪華な宮殿」を指している言葉になります。
・『大琳寺』【だいりんじ】
「熊本県菊池市に実在する地名」です。
・『海琳』【かいりん・みたま】
「日本全国でも相当珍しい琳を使った名字」です。
・『琳谷』【たまや・たまき・たまたに】
「琳の漢字が使われているレアな名字の一つ」になります。
・『浄琳坊』【じょうりんぼう】
「琳の漢字を使っている全国でもわずかしかいない名字」です。
まとめ
この記事では、王へんに林と書く「琳」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「琳」という漢字について詳しく調べたいときには、この記事の解説を参考にしてみてください。