王へんに民で「珉」の読み方とは?簡単に解釈

王へんに民で「珉」の読み方とは? 読み方

この記事では、「珉」の読み方を分かりやすく説明していきます。

王へんに民で「珉」の読み方

「珉」という漢字の音読みは「ビン・ミン」で、訓読みはありません。

「珉」という漢字の音読みには、「ビン」「ミン」の二種類があります。

「ビン」の読み方は漢音の音読みであり、「ミン」のほうの読み方は呉音の音読みになっています。

ただし「珉」という漢字を使用する熟語は、現代の日本語にはほぼ存在しません。

中世期の琉球王国である後北山王国の国王の名前として「珉(みん)」の読み方が使われていますが、それ以外の熟語・用法で「珉」が使われることはまずないのです。

芸名やペンネームであれば人名として「珉」「ミン・ビン」の読み方で使えますが、戸籍に登録する人名用漢字・本名としては使うことができません。

「珉」の漢字の意味や解説

「珉」という漢字の意味は、「宝石のような美しい見た目や質感を持っている石」になります。

「珉」という漢字の元々の字義は「玉(ギョク)のような美しい石」ですが、現代ではその意味合いで使われることはまずありません。

現在の沖縄県に14世紀頃に存在していた後北山王国の二代国王・珉(みん)や日本の俳優である趙珉和(ちょうたみやす)といった人名として使われていることがほとんどなのです。

「珉」の名前での使い方や使われ方

・『珉』【みん】
「後北山王国の第二代国王(在位1393年~1395年、1393年~1400年)の名前」を意味して「珉」という漢字が使われています。

・『趙珉和』【ちょうたみやす】
「在日韓国人である日本の俳優の名前(1979年~)」を指して「珉」の漢字を使用しています。

趙珉和の出演作には、映画の「パッチギ!」やドラマ「相棒シリーズ」「ブラッディ・マンデイ」などがあります。

まとめ

この記事では、王へんに民と書く「珉」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「珉」という漢字について詳しくリサーチしたいときには、この記事の解説を参考にしてみてください。

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