この記事では、「憩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
舌に自と心で「憩」の読み方
「憩」という漢字は訓読みでは「憩(いこ)い」と読み、音読みでは「ケイ」や「ケツ」、「ケチ」と読みます。
「憩」の意味や解説
「憩」には「いこう」や「いこい」、「くつろぐ」、「やすむ」という意味が含まれています。
「憩」は鼻、口、心臓、鋭い刃物で目を突いて指し潰した象形をそれぞれ組み合わせ、「ゆったりくつろぐ」、転じて、「いこう」という意味を表す会意文字として成り立った漢字です。
「憩(いこ)う」は「ゆったりとくつろぐ」や「休息する」、「休ませる」、「休める」、「やわらげる」という意味を表す動詞です。
「憩(いこ)い」は動詞「憩う」の名詞形であり、「体や心を休めること」や「休息」を意味する言葉になります。
そして、「くつろぐ」は「仕事や悩み事などを忘れて、伸び伸びとする」、「心身をゆったりと休める」、「窮屈な姿勢や服装をやめて、楽な格好になる」、「緩む」、「緩くなる」、「ゆとりがある」、「余地ができる」などの意味を含める動詞です。
「憩」の熟語での使い方や使われ方
・『休憩』【きゅうけい】
「心や体を休めること」、「休息」を意味する言葉です。
・『憩息』【けいそく】
「一時的に休むこと」、「休憩」を意味する言葉です。
・『憩室』【けいしつ】
「心臓や腸などの臓器の壁面が拡張したことにより、小さなコブ状の部屋ができたもの」を意味する言葉です。
「憩」の地名での使われ方
・『憩が丘』【いこいがおか】
北海道上川郡美瑛町に所在する地名です。
・『憩町』【いこいちょう】
北海道上川郡美瑛町に所在する地名です。
まとめ
「憩」は訓読みでは「憩(いこ)い」と読み、音読みでは「ケイ」や「ケツ」、「ケチ」と読む漢字でした。
そして、「憩」には「いこう」や「いこい」、「くつろぐ」、「やすむ」という意味が含まれています。