この記事では、「詞」の読み方を分かりやすく説明していきます。
言べんに司で「詞」の読み方
「詞」の漢字の音読みは「シ」で、訓読みは「ことば」です。
また、名前では「こと・なり・のり・ふみ」との読みで使われています。
「詞」の意味や解説
「詞」の漢字の意味としては「ことばや、文句」や「文法上の単語の種類」や「詩文や詩歌」があります。
「詞」の漢字のつくりの「司」は、口と祭りの旗の象形から成り立っており、また「つつしんで」や「つかさどる」との意味があることから、「神意を言葉で祈り、祭事をつかさどる」言葉として、この「詞」の漢字が出来たとされています。
「詞」の熟語での使い方や使われ方
・「詞」の漢字が「ことばや、文句」の意味で使われている熟語:『祝詞』【しゅくし】
「祝いの言葉」を意味する熟語です。
・「詞」の漢字が「ことばや、文句」の意味で使われている熟語:『動詞』【どうし】
「日本語の品詞のひとつで、事物の動作や作用や状態などを表す語」を意味する熟語です。
・「詞」の漢字が「ことばや、文句」の意味で使われてや、いる熟語:『歌詞』【かし】
「楽曲で歌われる言葉や、和歌に用いられる言葉」を意味する熟語です。
難読熟語の読みとその意味
「詞」の漢字の読みが、音読みの「シ」や、訓読みは「ことば」以外の読みで使われいて、読むのが困難な、いわゆる難読熟語としては、以下が挙げられます。
・『台詞』【せりふ】「俳優が劇中で話す言葉や、言いぐさのこと」を意味する熟語です。
・『祝詞』【のりと】「神に祈るときに神前で唱える古体の言葉」を意味する熟語です。
まとめ
「詞」の漢字の音読みは「シ」で、訓読みは「ことば」で、意味としては「ことばや、文句」や「文法上の単語の種類」や「詩文や詩歌」が挙げられます。