言べんに者で「諸」の読み方とは?簡単に解釈

言べんに者で「諸」の読み方とは? 読み方

言べんに者と書く「諸」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「諸」の読み方と意味について解説します。

言べんに者で「諸」の読み方

「諸」の読み方は音読みでは「ショ」、訓読みでは「もろ」「もろもろ」です。

「諸」の意味や解説

「諸」とは、「数が多いさま」「いろいろなこと」などの意味を持つ言葉です。

物事がひとつではなく複数である様子を表します。

共通点があるものをひとまとめにして使う言葉で、同じ属性同士で集めてひとつにする場合に用いられる表現です。

具体的な数は決まっておらず複数ではあるものの数個の場合もあれば数百や数千の場合もあります。

ひとつを個別に注目せずたくさんある中のひとつとして同等に扱い全部まとめてひとつの物事として扱うときに使う言葉です。

まとめられたものごと同士の間で優劣を付けることはなく基本的に全て同じ扱いになります。

「諸」の熟語での使い方や使われ方

・『諸島』【しょとう】
「島々がひとつの地域にまとまっているもの」を指します。

ある特定の地域に複数の島がある時にその地域全体を指して使う表現です。

構成する島の数に決まりはありません。

1列に並んでいる場合には「列島」という表現も使われますが具体的な定義はなく慣習に従って使い分けられています。

複数の島によって構成される日本も「諸島」の1種です。

・『諸事情』【しょじじょう】
「いろいろな事情」を意味します。

個別の事情を説明すると長くなるときや具体的な説明が難しい場合などに用いられる表現です。

はっきりとしたことを口に出来ない難しい事情をぼかして発表する時にも使います。

・『諸君』【しょくん】
「多くの人」を指します。

自分と同じかが自分よりも下の立場の人達に対して使う表現で目上の人には使いません。

まとめ

「諸」は日常的によく使う言葉です。

色々な熟語があるのでそれぞれの意味と読み方を知っておきましょう。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました