言べんに非で「誹」の読み方とは?簡単に解釈

言べんに非で「誹」の読み方とは?簡単に解釈 読み方

この記事では、「誹」の読み方を分かりやすく説明していきます。

言へんに非で「誹」の読み方

「誹」という漢字は訓読みでは「誹(そし)る」と読み、音読みでは「ヒ」と読みます。

「誹」の意味や解説

「誹」には「そしる」「悪く言うこと」という意味が含まれています。

「誹」は取っ手のある刃物と口の象形である「言へん」にお互いに背中を向けて、左右に開く象形である「非」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「誹(そし)る」「他人を悪く言う」「非難する」という意味を表す言葉です。

「誹(そし)り」は動詞「誹る」の名詞形であり、「誹(そし)ること」「誹(そし)る言葉」という意味を表します。

「誹」の熟語での使い方や使われ方

・『怨誹』【えんぴ】
「恨んで悪く言うこと」「恨んで誹ること」を意味する言葉です。

・『誹諧』【はいかい】
「俳句や連句、発句」を意味する言葉であり、一般的には「俳句」と表記されます。

・『誹風』【はいふう】
「俳句の作風」を意味する言葉であり、一般的には「俳風」と表記されます。

・『誹謗』【ひぼう】
「他人の悪口を言うこと」「非難すること」を意味する言葉です。

・『誹毀』【ひき】
「悪口を言うこと」「他人の悪事などを暴いて、その名誉を傷つけること」を意味する言葉です。

・『誹謗中傷』【ひぼうちゅうしょう】
「他人へ根拠のない悪口を言いふらし、その名誉を傷つける行為」を意味する四字熟語です。

・『廃格沮誹』【はいかくそひ】
「相手の行動を非難、妨害すること」を意味する四字熟語です。

・『誹刺諷誡』【ひしふうかい】
「他人を批判して、間接的に戒めること」を意味する四字熟語です。

まとめ

「誹」は訓読みでは「誹(そし)る」と読み、音読みでは「ヒ」と読む漢字でした。

そして、「誹」には「そしる」「悪く言うこと」という意味が含まれています。

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