金へんに族で「鏃」の読み方とは?簡単に解釈

「鏃」の読み方とは? 読み方

この記事では、「鏃」の読み方を分かりやすく説明していきます。

金へんに族で「鏃」の読み方

鏃は、音読みでぞうやそく、そうにさく等と読む事が出来る漢字です。

訓読みでは、やじりとかするどと読む事が可能となっています。

「鏃」の意味や解説

文字での表記を目にすれば一目瞭然な事でしょうが鏃は、金へんの横に族の文字を付け加える事によって完成した漢字です。

そんな鏃は、やじりや矢の尖端の尖った所、鋭いといった意味を有しています。

画数は全部で19画で、漢字検定では1級クラスとなっていますが、残念ながら現在の常用漢字には含まれていません。

そのため、普段の生活の場でこの漢字を見掛ける機会は、それ程なかったりします。

「鏃」の熟語での使い方や使われ方

・『石鏃』【せきぞく】
「石で作ったやじり」という意味で使われる言葉です。

日本では、縄文時代に狩猟の道具として使用され、弥生時代においては武器として矢にも用いられていました。

・『鉄鏃』【てつぞく】
「鉄で作製されたやじり」を示す言葉です。

日本においては、弥生時代から見られたものの、主に古墳時代に利用されていました。

・『銅鏃』【どうぞく】
「青銅を駆使して作られたやじり」を表す言葉です。

日本では、弥生時代から古墳時代の前半に多く使われていたとされています。

まとめ

金へんに族の文字を組み合わせる事で成立した鏃は、音読みでそくやぞく、さくとかそう、訓読みでするどにやじりという読み方が可能です。

更にやじりや鋭い、矢の尖端にある尖った場所といった意味を持っている漢字となっています。

ただし常用漢字からは外れてしまっているため、テレビや雑誌、新聞等のメディア上では、基本的に使われてはいない漢字の1つです。

以上の事から、大半の現代人にとっては余り馴染みがない漢字であると言えます。

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