金へんに秋で「鍬」の読み方とは?簡単に解釈

金へんに秋で「鍬」の読み方とは? 読み方

この記事では、「鍬」の読み方を分かりやすく説明していきます。

金へんに秋で「鍬」の読み方

「鍬」という漢字は訓読みでは「くわ」「すき」と読み、音読みでは「シュウ」「シュウ」と読みます。

「鍬」の意味や解説

「鍬」には「すき」「くわ」「土を掘り起こす農具」という意味が含まれています。

「鍬」は金属や土地の神を祭るときに柱状に固めたつちなどの象形である「金へん」に燃え立つ炎やかめ、穂先が茎の先に垂れかかる象形である「秋」を組み合わせ、「くわ」(=秋ごろに土の中の野菜を収穫するために用いる金属の道具)を意味する会意兼形声文字として成り立った漢字です。

「鍬」を使った例文

・『小学校の頃、課外学習で鍬を使って農作物を収穫する体験をした』

「鍬」での熟語での使い方や使われ方

・『唐鍬』【からすき】
「牛馬に引かせて、田畑を耕すために用いる柄が曲がっていて刃が広い鍬」を意味する言葉であり、「牛鍬(うしぐわ)」とも呼ばれています。

・『河内鍬』【かわちぐわ】
「河内で発達したとされる刃と柄の短い鍬」を意味する言葉です。

・『久六鍬』【きゅうろくぐわ】
「硬い土を掘り起こすために用いられ、柄の取り付け角度を大きくし、堅牢に作った柄の短い鍬」を意味する言葉です。

・『黒鍬』【くろくわ】
「戦国時代に築城や開墾などに従事した者」「江戸時代に江戸城内の城番や掃除、防火などに従事した者、または新田開発や川普請などの工事に従事した者」を意味する言葉です。

まとめ

「鍬」は訓読みでは「くわ」「すき」と読み、音読みでは「シュウ」「シュウ」と読む漢字です。

そして、「鍬」には「すき」「くわ」「土を掘り起こす農具」という意味が含まれています。

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