門構えに木で表現する漢字には「閑」があります。
この記事では、「閑」の読み方を分かりやすく説明していきます。
門構えに木で「閑」の読み方
「閑」は音読みで「かん」と読み、訓読みは「ひま」や「閑か」で「しずか」、「閑う」で「ならう」と読みます。
「閑」の意味や解説
「閑」は物事や行動が暇な様子や休みであることを示す時に使う言葉です。
「閑」はこれ以外にも場所や空間が静かなことやのどかな状態を表す時にも使うことが可能です。
このようなのどかや静かという状態はポジティブな意味とネガティブな意味の両方で使うことが可能です。
「閑職」はすべき仕事が非常に少なく重要でないと判断されている仕事を示す言葉として有名です。
「閑散」は場所がひっそりと静まり返っている状態を示す時に使います。
また「閑」は状態がおろそかになっていることを表す時にも使うことが可能です。
「等閑(とうかん)」は物事を軽んじることやいい加減に見過ごすことを示す言葉であり、こちらは「なおざり」と読むことも可能です。
「閑」の熟語での使い方や使われ方
・『閑古鳥』【かんこどり】
「カッコウの別名」であり、こちらは「閑古鳥が鳴く」という慣用句で使われます。
この慣用句は商売がはかどっていない状況を示す時に使います。
・『閑話休題』【かんわきゅうだい】
「逸れていた話を元に戻して、本題を話すこと」を表す四字熟語です。
この言葉に使われている「閑話」は本筋から離れている話や余談、横道を示す言葉であり、このテーマを休むことを「閑話休題」と表します。
・『閑静』【かんせい】
「静かでひっそりとしている状態」を表す言葉です。
「閑静」は人の往来が少ない場所や静かな住宅街を表す時に使います。
まとめ
「閑」は物事が暇なことや、場所が静かなことを表す時に使う言葉です。
