この記事では、「敬具」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「敬具」の正しい読み方は「けいぐ」と「きょうぐ」どちら
「敬具」の正しい読み方は、「けいぐ」になります。
「きょうぐ」と読むのは間違いで、この言葉は、音読みで「けいぐ」と読みます。
なお、この言葉の登場は明治で明治ですでに「けいぐ」と読んでいました。
なので、音読みである常用されている「けい」という読みで「敬」を読み上げるため、「けいぐ」です。
正しい読み方の結論
「敬具」の正しい読みは、「敬具」で、常用されている音読みで読み上げるのが正しい読みになります。
よって、常用ではない、「きょう」と「敬」の部分を読まないので注意しましょう。
なお、「具」という漢字は、音読みの場合、「ぐ」としか読まないのでほかの読み方に関してはそれほど気にする必要性はないでしょう。
「敬具」の意味
「敬具」は、文章を謹んで整えるという意味になり、文章を終える際に謹んで話を終えるという意味です。
よって、文末に記すことが多いのがこの言葉です。
「敬具」の言葉の使い方や使われ方
・『それでは最後にお礼の言葉を申し上げます。「文末から一行開けて」敬具』
まとめ
「敬具」については、音読みで読み上げていき、「けいぐ」と読みます。
なお、「敬」という文字は「きょう」とも読めますがこちらは常用されている読みと異なるので、常用されている読みの「けい」が優先され「敬具」です。
ちなみに、この言葉は明治にすでにあいさつの文面で使用されており、文末にて相手に対して敬意をもってして話を終えるという意味で使用されています。
よって、「敬具」は、拝啓という言葉に成り代わって明治に登場した新しい文章での相手への敬意の示し方の一つとなります。