「寸断」の読み方と意味とは?「すんだん」と「すんたつ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「寸断」の読み方と意味とは? 読み方

災害で鉄道やライフラインなどに被害が生じた時に「寸断」という言葉が使われます。

この言葉はどんな状態を表し読み方は何が正しいのでしょうか。

今回は、「寸断」の正しい読み方と意味について解説します。

「寸断」の正しい読み方は「すんだん」と「すんたつ」どちら

「寸断」という言葉の読み方として思いつくのが「すんだん」「すんたつ」の2つです。

「すんだん」「すんたつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「寸断」の正しい読み方は「すんだん」です。

「寸」「寸志」【すんし】「寸前」【すんぜん】など「すん」と読みます。

「断」「断絶」【だんぜつ】「英断」【えいだん】など「だん」と読むほか、「断つ」【たつ】とも読みます。

それぞれの読み方を組み合わせると「すんだん」「すんたつ」になりますが「寸断」の正しい読み方は「すんだん」です。

「寸断」の意味

「寸断」とは、「細かくズタズタに断ち切ること」を意味する言葉です。

「寸断」「寸」は長さや距離が短いことを表します。

元々長かったものを短い長さになるほどズタズタに細かく断ち切るさまを表す言葉が「寸断」です。

本来は断ち切られた後の様子が元の長さをとどめないほどいくつにも分かたれている様子に対して使う言葉なので1箇所だけ断ち切られていることを「寸断」とは言いません。

近年はがけ崩れで道路が通れなくなるなど断たれている箇所が1つしかない場合でも「寸断」という表現を使うケースが増えており、新たな意味合いとして許容され始めています。

「寸断」の言葉の使い方や使われ方

・『縄をズタズタに寸断する』
・『復活しないよう怪物の体を寸断して土に埋める』
・『あちこちでがけ崩れが発生し道路が寸断されている』

まとめ

「寸断」の読み方は「すんだん」が正しく「すんたつ」と読むのは誤りです。

新たな意味合いが広がりつつありますが正しい読み方と本来の意味をきちんと知っておきましょう。

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