「我流」とはどのような意味を持ち何と読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「我流」の正しい読み方と意味について解説します。
「我流」の正しい読み方は「がりゅう」と「われりゅう」どちら
「我流」という言葉の読み方を漢字の読みから推測すると「がりゅう」と「われりゅう」になります。
「がりゅう」と「われりゅう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「我流」の正しい読み方は「がりゅう」です。
「我」には「我欲」【がよく】「無我」【むが】など「が」という読み方と、「我々」【われわれ】「我先」【われさき】など「われ」という読み方があります。
「流」は「流行」【りゅうこう】「海流」【かいりゅう】など「りゅう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「がりゅう」と「われりゅう」のうち「我流」の正しい読み方は「がりゅう」です。
「我流」の意味
「我流」とは、「習い覚えたものではない自分のやり方」を意味する言葉です。
体型として受け継がれる技術や方法を「流儀」といいます。
道場に通ったり師匠についてたりして習い覚えた流儀ではなく、自らが考えたやり方を指す言葉が「我流」です。
自分で考えた独自のやり方という意味もありますが、一般的には正しい技術ややり方を身につけていない人が自由にやる「型のない自分勝手なやり方」の意味で使われています。
「我流」の言葉の使い方や使われ方
・『我流だがそれなりにうまくできた』
・『我流だからといって侮ってはいけない』
・『我流でも磨き上げれば立派な流儀になる』
まとめ
「我流」の正しい読み方は「がりゅう」で「われりゅう」ではありません。
さまざまなな物事のやり方や技術に対して用いる表現なので正しい読み方と意味を理解して使いましょう。