この記事では、「楽劇」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「楽劇」の正しい読み方は「がくげき」と「がっげき」どちら
「楽」という漢字は訓読みでは「楽(たの)しい」や「楽(かな)で」、「楽(この)む」と読み、音読みでは「がく」や「らく」、「ごう」や「ぎょう」と読みます。
そして、「劇」という漢字は訓読みでは「劇(はげ)しい」と読み、音読みでは「げき」と読みます。
「楽劇」の場合、「楽」と「劇」それぞれに音読みを当て、本来は「がくげき」と読むのが正解です。
「楽」を含める熟語には「楽器(がっき)」のように、「がく」の音を促音に変化させるものもありますが、「がっげき」と読むと誤用になるので注意しましょう。
正しい読み方の結論
「楽劇」の正しい読み方は「がくげき」になります。
「楽劇」の意味
「楽劇」とは、「ドイツの作曲家ワーグナーが創始したオペラの一様式」を指す言葉です。
「楽劇」は「ギリシア悲劇」への復帰を理念に掲げ、伝説や神話をモチーフに、言葉や音楽、身振りを融合させ、劇的発展を図っている点が特徴として挙げられます。
歌手の叙唱や詠唱に重点を置いていた従来のオペラとは一線を画し、ライトモチーフや無限旋律などの技法が導入されています。
「ワグナー」の代表作としては「タンホイザー」や「トリスタンとイゾルデ」、「ニーベルンゲンの指輪」などが有名です。
「楽劇」の言葉の使い方や使われ方
・『楽劇にフォーカスを当てた特集が地上波で放送されていた』
・『来月上演される楽劇を両親と見に行く予定だ』
・『楽劇はドイツ語でmusikdramaと訳される』
まとめ
・「楽劇」の正しい読み方は「がくげき」になります。
・「楽劇」とは、「ドイツの作曲家ワーグナーが創始したオペラの一様式」を指す言葉です。