この記事では、「憲章」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「憲章」の正しい読み方は「けんしょう」と「けいしょう」どちら
「憲章」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「憲」の漢字の音読みは「ケン」で、訓読みは「のり・のっと(る)」です。
また、「章」の漢字の音読みは「ショウ」で、訓読みは「あや・しるし・ふみ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「けんしょう」と読めることが分かります。
しかし、「憲」の漢字に「けい」との読みがないことから、「けいしょう」と読むのは、マイ違いではないかと考えられます。
さて、「憲章」の正しい読み方は「けんしょう」と「けいしょう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「憲章」の正しい読み方は「けんしょう」で、先に推察した通り「けいしょう」と読むのは間違いです。
「けいしょう」と読む熟語には「警鐘」など色々ありますが、意味や構成する漢字が似ているものがなく、なぜ「けいしょう」と読み間違えることがあるのかは分かりません。
「憲章」の意味
「憲章」とは、「重要で根本的なことを定めた取り決めのことで、特に取り決められた基本的な方針や施策等の宣言書や協約のこと」を意味する言葉です。
「憲章」の言葉の使い方や使われ方
・『ロシアはウクライナへの一方的な侵攻に際し、多くの国連憲章を無視している』
・『平和と人権のために積み重ねられてきた国連憲章は、権威主義国家が違反・無視することで形骸化の危険に瀕している』
まとめ
「憲章」の正しい読み方は「けんしょう」で、「けいしょう」と読むのは間違いです。
また、この「憲章」とは、「重要で根本的なことを定めた取り決めのことで、特に取り決められた基本的な方針や施策等の宣言書や協約のこと」を意味する言葉です。