この記事では、「高潮」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「高潮」の正しい読み方は「こうちょう」と「たかしお」どちら
「高潮」の「高」は、音読みで「コウ」、訓読みで「たか」、「たか(い)」などと読みます。
また「潮」は、音読みで「チョウ」、訓読みで「しお」、「うしお」となります。
「高」と「潮」を音読みにすると、「こうちょう」と読むことができます。
一方、「高」と「潮」を訓読みで読むと、「たかしお」になります。
正しい読み方の結論
「高潮」は「こうちょう」と「たかしお」のどちらでも読むことができます。
ただし、読み方によって意味が異なります。
「高潮」の意味
「高潮(こうちょう)」とは、潮が満ちて海水面が最高点に達した状態のことを表しています。
あるいは、物事の勢いや調子、気分が高まることを意味し、「絶頂」とも言います。
一方、「高潮(たかしお)」とは、海水の水位が非常に高くなる現象のことを指しています。
「高潮」の「高」は、「たか」、「たかい」、「たかまる」などを意味しています。
また「潮」は、「しお」、「うしお」などを表しています。
そのため、「高潮」は漢字の意味から見ると、「潮が高まる」、「高い潮」と言う意味合いになります。
「高潮」の言葉の使い方や使われ方
・『高潮(たかしお)は、台風や発達した低気圧などの影響によって起こります』
・『高潮(たかしお)になると、海水が陸上に入り込んで被害を及ぼす場合もあります』
・『高潮(こうちょう)は、「満潮(まんちょう)、「満ち潮(みちしお)」とも言います』
まとめ
「高潮(こうちょう)」と関連した語としては、「潮汐(ちょうせき)」、「低潮(ていちょう)」、「干潮(かんちょう)」、「引き潮(ひきしお)」などが挙げられます。
「高潮」は「こうちょう」、「たかしお」と読み、それぞれ意味が異なることを覚えておくと良いでしょう。