この記事では、「勿忘」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「勿忘」の正しい読み方は「わすれな」と「ものわすれ」どちら
ここでは「勿忘」の読み方を解説します。
「勿忘」は「わすれな」や「ものわすれ」と読めますが、どちらが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
「勿忘」の読み方は「わすれな」と読むのが正解です。
「ものわすれ」という読み方をすることはありませんので、間違えないように注意しましょう。
なお、「勿」は音読みで「もち」や「ぶつ」、訓読みで「なかれ」と読みます。
ただし、ここでは特殊な読み方になり「勿忘」と書いて「わすれな」と読むのです。
なお、「勿」は「物」に似ている漢字ですが、「もの」と読む事はないのです。
「勿忘」の意味
「勿忘」とは、「忘れない」や「忘れてはいけない」との意味で使用される言葉です。
「勿忘」は「忘れる勿(なか)れ」と表記できます。
このように表記することで、忘れてはいけないことを意味するのです。
このことから、忘れないようにすることを、「勿忘」と表現できるのです。
「勿忘」の言葉の使い方や使われ方
ここでは「勿忘」を使った例文を挙げていきます。
これらは全て「わすれな」と読みますので、「ものわすれ」と読んでしまわないように注意しましょう。
・『勿忘は、忘れるなかれとの意味で使用されます』
・『勿忘を使った言葉には勿忘草という植物があります』
・『勿忘という漢字は漢文や中国語に由来しているのです』
まとめ
これらのことから、「勿忘」という言葉は、「わすれな」と読むことが分かります。
勿忘を「ものわすれ」と読まないように、注意するとよいでしょう。
また、「勿忘」とは、「忘れない」や「忘れてはいけない」ことを意味する言葉です。
様々な場面で使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
