この記事では、「喘鳴」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「喘鳴」の正しい読み方は「せきめい」と「ぜんめい」どちら
「喘鳴」の熟語は見聞きしたことがないと言う方も少なくないでしょう。
しかし、読み方や意味を知ると、そういうことかと理解できる言葉です。
順次説明したと思います。
最初に「喘鳴」を構成する漢字の個別の読みを説明します。
「喘」の漢字の音読みは「ゼン・セン」で、訓読みは「あえ(ぐ)・せき」です。
また「鳴」の漢字の音読みは「メイ」で、訓読みは「な(く)」です。
ここから、訓読み+音読みで繋ぐと「せきめい」と読めますし、音読み+音読みで繋ぐと「ぜんめい」と読めることが分かります。
しかし、いずれの読みが正しいのかは、ここからは分かりません。
さて結論としては、どうなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論的には、「喘鳴」の読み方としては、「ぜんめい」が正しく、「せきめい」と読むのは間違いです。
「喘鳴」の意味
「喘鳴」とは、「ぜいぜい、ひゅうひゅうという呼吸音」を意味する言葉です。
いわゆる喘息の人が、呼吸する際に苦しそうにぜいぜいと発するあの呼吸音のことです。
この言葉は医療用語であり、一般的には見聞きすることが少ない言葉ですが、読みと意味を理解すると、なるほどと言える言葉だと思います。
「喘鳴」の言葉の使い方や使われ方
・『喘息の人の喘鳴は聴診器を当てるまでもなく、聞こえます』
・『喘鳴はいかにも苦しそうで、聞いている方も苦しくなってしまいます』
まとめ
「喘鳴」の読み方としては、「ぜんめい」が正しく、「せきめい」と読むのは間違いです。
この「喘鳴」とは、「ぜいぜい、ひゅうひゅうという呼吸音」を意味する言葉です。