この記事では、「日誌」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「日誌」の正しい読み方は「にっし」と「ひし」どちら
「日誌」は「にっし」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「日」の音読みは「にち・じつ」、訓読みは「ひ・か」、「誌」の音読みは「し」、訓読みは「しる(す)」です。
「日」を「にっ」と読むのは促音化(そくおんか)です。
促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。
「日誌」と表記する場合「ひし」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「日誌」の正しい読み方は「にっし」です。
「ひし」とは読みません。
「日誌」の意味
「日誌」の意味は、「毎日の出来事などを記録した冊子のこと」です。
ある組織での決まりとして、業務や仕事で起きたことを記録し、資料として残す目的で作成される帳面のことです。
「日」は「太陽」から転じて「昼間」「一日」「日々」「日ごと」という意味、「誌」は「書き記したもの」「記録」という意味、「日誌」で「日々の内容を記録として書き記したもの」になります。
似た様な言葉に「日記」がありますが、こちらは「個人的な感想や主観を書き記したもので、人に読ませる目的はない」になります。
「日誌」の言葉の使い方や使われ方
「日誌」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『日直が学級日誌を付ける』
・『航海日誌に天候などを細かく記録する』
・『警備員が当直日誌を書く』
まとめ
今回は「日誌」の読み方について紹介しました。
「日誌」の正しい読み方は「にっし」で、「ひし」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。
