この記事では、「染物」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「染物」の正しい読み方は「そめもの」と「そめぶつ」どちら
「染物」の「染」は、音読みで「セン」、「ゼン」、訓読みで「そ(める)」、「し(みる)」などと読みます。
また「物」は、音読みで「ブツ」、「モツ」、訓読みで「もの」となります。
「染」は「そめ」とも読むので、訓読みにすると、「そめもの」と読むことができます。
一方、「物」を音読みにすると、「そめぶつ」になりますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「染物」の正しい読み方は「そめもの」です。
「染物」は「染め物」と表記することもあります。
「物」は「ぶつ」とも読めますが、「染物」の場合は「もの」と読みます。
「染物」は「そめぶつ」ではなく、「そめもの」と読むようにしましょう。
「染物」の意味
「染物」とは、布を染料で着色したもののことを言います。
また、糸に着色してから布に仕上げる場合もあります。
「染物」の「染」は、「そめる」、「そまる」、「しみる」などを意味しています。
「物」は、「もの」、「すべてのもの」、「物事」などを表しています。
そのため、「染物」は漢字の意味から見ると、「物を染める」、「染めた物」と言う意味合いになります。
「染物」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は学校を卒業してから、染物工場に就職しました』
・『私の実家は染物業を営んでいます』
・『彼は染物職人になるために、染物師の下で修業を積みました』
まとめ
「染物」と関連した語としては、「染色(せんしょく)」、「絞り染め(しぼりぞめ)」、「色染め(いろぞめ)」、「染め付け(そめつけ)」、あるいは「友禅染(ゆうぜんぞめ)」などが挙げられます。
「染物」は「そめぶつ」ではなく、「そめもの」と読むことを覚えておくと良いでしょう。