この記事では、「難解」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「難解」の正しい読み方は「なんかい」と「むずかかい」どちら
「難解」は「なんかい」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「難」の音読みは「なん・だん」、訓読みは「かた(い)・むずか(しい)・にく(い)」、「解」の音読みは「かい・げ」、訓読みは「と(く)・と(かす)・と(ける)・ほど(く)・ほど(ける)・ほぐ(れる)・ほつ(れる)・さと(る)・わか(る)」です。
「難解」と表記する場合「むずかかい」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「難解」の正しい読み方は「なんかい」です。
「むずかかい」とは読みません。
「難解」の意味
「難解」の意味は「複雑で分かりにくいこと」です。
誰もが考えればすぐに答えが出て来ることではなく、時間がかかったり、そもそも内容を理解できない状態を表します。
「難」は「事態がうまくいかない」「容易でない」「辛く苦しい事態」という意味、「解」は「もつれ・ごたごたをバラバラにする」から転じて「はっきりとした答えを出す」という意味、「難解」で「はっきりとした答えを出すの容易ではないこと」になります。
「難解」の言葉の使い方や使われ方
「難解」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼は難解な哲学書を読んでいる』
・『今回の試験は最後の問題が難解だった』
・『使われている英単語が難解で意味が理解できない』
まとめ
今回は「難解」の読み方について紹介しました。
「難解」の正しい読み方は「なんかい」で、「むずかかい」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。