この記事では、「飛蝗」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「飛蝗」の正しい読み方は「バッタ」と「ひこう」どちら
言葉単体で見れば「飛蝗」を「バッタ」と読むのも「ひこう」と読むのも間違いではありません。
ですがどんな場面でも好きな方で読んで良いわけではなく、何を指しているかによって「バッタ」と読むのか「ひこう」と読むのかが変わってきます。
虫を指すなら「バッタ」が正しくそれが集団で飛ぶことを指す場合には「ひこう」が正しいです。
正しい読み方の結論
「飛蝗」は何を指しているかによって読み方が変わる熟語です。
そのため単体では「バッタ」と「ひこう」どちらも正しいと言えますが、虫を指す場合は「バッタ」のみが正しくバッタの集団が飛ぶ場合には「ひこう」飲みが正しく、逆の読み方は間違いになります。
「飛蝗」の意味
「飛蝗」はバッタそのものやバッタの群れが集団で飛行する現象を指す言葉です。
蝗という字が中国でバッタやその仲間を指す言葉としてあり、日本でバッタと呼ばれていた虫に当て字をしたのが虫の「飛蝗」になります。
そしてバッタが群れで飛んで移動することを蝗が飛ぶと表現したものが現象を指す「飛蝗」です。
「飛蝗」の言葉の使い方や使われ方
・『飛蝗が飛び出てきて驚いた』
・『南部で飛蝗による蝗害が起きている』
・『飛蝗する様子を撮った写真』
まとめ
虫そのものにもその虫が群れて飛ぶことも同じ文字で表すので紛らわしいですが、「バッタ」と「ひこう」は同じ漢字を使った別の言葉と言えるでしょう。
そのため「飛蝗」を「バッタ」と読むことも「ひこう」と読むことも間違いではありませんが、何を指しているかを読み解いて読み方を選ぶ必要があります。