この記事では、「不乱」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「不乱」の正しい読み方は「ふらん」と「ぶらん」どちら
「不乱」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「不」の漢字の音読みは「フ・ブ」で、訓読みはありません。
また、「乱」の漢字の音読みは「ラン」で、訓読みは「みだ(れる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ふらん」とも、「ぶらん」とも読めることが分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかを推察することは出来ません。
さて、「不乱」の正しい読み方は「ふらん」と「ぶらん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「不乱」の正しい読み方は「ふらん」で、「ぶらん」と読むのは間違いです。
ちなみに、「不」の漢字を使った熟語には、「ぶ」と読ませる「不精」や「不粋」の熟語もありますが、首題の「不乱」を含め、圧倒的に「ふ」と読ませる熟語が多いと言えます。
「不乱」の意味
「不乱」とは「乱れないことや、乱さないこと」を意味する言葉です。
この「不乱」は、「何か一つのことに心を集中し、その他のことに心を奪われないこと」を意味する「一心不乱」の四字熟語として、よく知られています。
「不乱」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女は、大好きな漫画を一心不乱に描いています』
・『彼は周囲の雑音に惑わせること、不乱に読書に没頭しています。余程興味深い内容の書籍なのでしょうね』
まとめ
「不乱」の正しい読み方は「ふらん」で、「ぶらん」と読むのは間違いです。
また、この「不乱」とは「乱れないことや、乱さないこと」を意味する言葉です。