この記事では、「乱雑」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「乱雑」の正しい読み方は「らんざつ」と「みだれざつ」どちら
「乱雑」は「らんざつ」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「乱」の音読みは「らん・ろん」、訓読みは「みだ(れる)・みだ(す)・みだ(りに)」、「雑」の音読みは「ざつ・ぞう」、訓読みは「ま(じる)・ま(ぜる)」です。
「乱雑」と表記する場合「みだれざつ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「乱雑」の正しい読み方は「らんざつ」です。
「みだれざつ」とは読みません。
「乱雑」の意味
「乱雑」の意味は「秩序なく入り混じっている様子」「片付けられていない状態」という意味です。
本来整っているべきものがごちゃごちゃになり、散らばっている状態を表します。
「乱」は「ものごとがもつれて秩序がなくなる」という意味、「雑」は「まとまりなく入り混じる」という意味、「乱雑」で「ものごとがもつれて秩序がなくなり、いりまじっている様子」になります。
似た意味の言葉に「雑然(ざつぜん)」があり、こちらは「必ずしも整った状態でなくても良いものが、数多く入り乱れている様子」という意味です。
「乱雑」の言葉の使い方や使われ方
「乱雑」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『部屋の中に脱いだ洗濯物が乱雑に散らばっている』
・『彼のメモ書きは乱雑でとても読めない』
・『机のひきだしの中が乱雑だ』
まとめ
今回は「乱雑」の読み方について紹介しました。
「乱雑」の正しい読み方は「らんざつ」で、「みだれざつ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。