この記事では、「容疑」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「容疑」の正しい読み方は「ようぎ」と「いぎ」どちら
「容疑」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「容」の漢字の音読みは「ヨウ」で、訓読みは常用漢字外の読み方ですが、「かたち・い(れる)・ゆる(す)」です。
また、「疑」の漢字の音読みは「ギ」で、訓読みは「うたが(う)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ようぎ」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「いぎ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、残念ながらここから推察することは出来ません。
さて、「容疑」の正しい読み方は「ようぎ」と「いぎ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「容疑」の正しい読み方は「ようぎ」で、「いぎ」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊と言える湯桶読みではなく、ごく一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことになります。
ちなみに、「容」の漢字を使った熟語で、この漢字を「い」と読ませる熟語は、辞書で調べても見当たりませんでした。
「容疑」の意味
「容疑」とは「罪を犯した疑いのあること」を意味する言葉です。
「容疑」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は身に覚えのない容疑を掛けられたが、警察はすぐにそれが間違いであったと謝罪した』
・『逮捕されても、その人が裁判で刑が確定するまでは、あくまで容疑者です』
まとめ
「容疑」の正しい読み方は「ようぎ」で、「いぎ」と読むのは間違いです。
また、この「容疑」とは「罪を犯した疑いのあること」を意味する言葉です。