確認や点検の時に使う言葉として「目視」があります。
この言葉はどのような行為で何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「目視」の正しい読み方と意味について解説します。
「目視」の正しい読み方は「もくし」と「めし」どちら
「目視」という言葉の読み方としては「もくし」と「めし」の2つが考えられます。
「もくし」と「めし」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「目視」の正しい読み方は「もくし」です。
「目」には「目算」【もくさん】「種目」【しゅもく】など「もく」という読み方と、「目頭」【めがしら】「木目」【もくめ】など「め」という読み方があります。
「視」は「視力」【しりょく】「注視」【注視】など「し」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「もくし」と「めし」のうち「目視」の正しい読み方は「もくし」です。
「目視」の意味
「目視」とは、「目で実際に見ること」を意味する言葉です。
対象物を目で見て視覚で認識することを表します。
一般的には耳で聞いた音や感覚で判断するのではなくはっきりと目で見ることを示す時に使う表現です。
対象物を肉眼で見る必要がある時に特に強調して用いられる表現で、あいまいな情報ではなく確かに目で見た視覚情報をもとに判断する必要がある場合に用いられます。
レーダーなどの観測装置で確認するのと肉眼で見るのを区別する意味で使う場合もあります。
「目視」の言葉の使い方や使われ方
・『左右を目視で確認する』
・『目視ではおかしなところは見当たらない』
・『目視は点検作業の基本である』
まとめ
「目視」の正しい読み方は「もくし」で「めし」と読むのは誤りです。
車の運転や機械の点検などさまざま場面で使う言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。