この記事では、「右往左往」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「右往左往」の正しい読み方は「うおうさおう」と「みぎすみひだりすみ」どちら
「右往左往」は「うおうさおう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「右」の音読みは「う・ゆう」、訓読みは「みぎ・たす(ける)」、「往」の音読みは「おう」、訓読みは「ゆ(く)・いにしえ」、「左」の音読みは「さ」、訓読みは「ひだり」です。
「右往左往」と表記する場合「みぎすみひだりすみ」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「右往左往」の正しい読み方は「うおうさおう」です。
「みぎすみひだりすみ」とは読みません。
「右往左往」の意味
「右往左往」の意味は、「驚き慌ててしまい、あっちへ行ったりこっちへ来たりうろうろするしかできない状態のこと」です。
気持ちが混乱して正常な判断ができず、何をしたらよいか分からない様子を表します。
「右往左往」は「右往+左往」で成り立っています。
「右往」は「右へ行くことl、「左往」は「左へ行くこと」という意味、「右往左往」で、「混乱し過ぎてどちらの方向へ行ったら良いのか分からなくなっている状態のたとえ」になります。
「右往左往」の言葉の使い方や使われ方
「右往左往」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『渋谷の駅前があまりにも混雑していて右往左往する』
・『娘が突然彼氏を家に連れてきて右往左往する』
・『急に社長が視察に訪れると聞いて右往左往する』
まとめ
今回は「右往左往」の読み方について紹介しました。
「右往左往」の正しい読み方は「うおうさおう」で、「みぎすみひだりすみ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。