木へんに土で構成されている漢字には「杜」があります。
この記事では、「杜」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「杜」の読み方
「杜」は音読みで「ず」や「と」と読み、訓読みは「もり」や「やまなし」、「杜じる」で「とじる」、「杜ぐ」で「ふさぐ」と読みます。
この「杜」とよく似ている漢字には「社」があり、こちらは音読みで「しゃ」と読み、訓読みは「やしろ」と読みます。
「杜」の意味や解説
「杜」は閉じるやふさぐという意味以外にも、木々が集まっている場所を示す時に使う言葉です。
この森は特に神社の囲むものを示す時に使う言葉であり、日本の地名にも使われています。
この「杜」とよく似ている漢字には「社」があり、こちらは神様を祀るやしろや土地の神様、集団や組織、会社などに使います。
「杜」は固有名詞として使われることも多く、バラ科の落葉高木である「やまなし」から、「杜若(かきつばた)」などが有名です。
「杜」を使った言葉として有名なものには「杜撰(ずさん)」があり、こちらは仕事や行動の内容がいい加減で間違いが多い様を示す時に使います。
「杜」の熟語での使い方や使われ方
・『杜若が綺麗に咲いており、写真を撮りました』
・『杜撰なチェック体制によって、もう少しで大事故が起こるところでした』
・『彼の仕事は杜漏なものが多く、信頼を段々と失っていきました』
まとめ
木へんに土で構成されている「杜」は音読みで「ず」や「と」、訓読みは「もり」や「やまなし」と読みます。
この漢字と非常に似ているものには「社」があり、どちらも神社に関する意味が共通しています。
「杜」を使った言葉としては「杜撰」があり、こちらは仕事や行動がいい加減で間違いの多い様を示す時に使います。