分量をはかる容器や四角い形を示す漢字には「桝」があります。
この記事では、「桝」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに舛で「桝」の読み方
「桝」は訓読みで「ます」と読みます。
「桝」と似ている漢字には「枡」があり、どちらも同じように使うことが可能です。
「桝」の意味や解説
「桝」は分量をはかる容器やを示す言葉であり、こちらの形状は方形から円筒状のものも存在します。
「桝」の材料は木製や金属製のものがあり、特にお酒を作る場所では木製ものが使われます。
「桝」はこれ以外にも四角い形状を示す時に使う言葉であり、こちらは劇場や相撲場の観客席として有名です。
「桝」はシンプルな四角い形状を示す言葉であり、こちらは古い時代の紋所として使用されることもありました。
四角い形状で区切ったものを示す言葉には「升目」や「枡目」があり、こちらは「桝目」と書くことも可能です。
「桝」の熟語での使い方や使われ方
・『桝目』【ますめ】
「桝ではかった量」や「四角い形状」を示す時に使います。
後者は原稿用紙や方眼紙の形状として有名です。
・『桝形』【ますがた】
「桝のような形状」を示す時に使います。
こちらは建築物の様式として使われることも多く、寺院や城などに用いられました。
・『桝石』【ますいし】
「桝のような石」を示す言葉であり、形状が直方体である切り石のことを示します。
まとめ
「桝」は分量をはかる容器を示す時や、四角い形状を示す時に使う言葉です。
またこのような四角い形状は劇場や相撲場の観客席で用いられることが多く、様々な観客が劇や試合を快適に見ることが可能になります。
酒屋や酒蔵で使用されている「桝」は木製であることが多く、こちらを用いて飲むことは「桝酒」と呼ばれています。
