この記事では、「澳」の読み方を分かりやすく説明していきます。
さんずいに奥で「澳」の読み方
「澳」という漢字は訓読みでは「おき」や「くま」、「澳(ふか)い」と読み、音読みでは「オウ」や「イク」、「オク」と読みます。
「澳」の意味や解説
「澳」には「隈(くま)」や「奥深く水が入り込んだ場所」や「沖」、「岸から遠く離れた水上」、「深い」、「澳太利亜(オーストリア)」の略という意味が含まれています。
「澳」は流れる水の象形である「さんずい」に家屋や屋根と両手、種を散りまく象形である「奥」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。
「澳」の熟語での使い方や使われ方
・『隈澳』【わいいく】
「湾曲して入り込んだ水際」を意味する言葉です。
・『澳太利亜』【おーすとりあ】
中央ヨーロッパの連邦共和制国家であるオーストリア共和国、通称オーストリアに漢字を当てた日本語表記名です。
・『澳門』【まかお】
中華人民共和国マカオ特別行政区、通称マカオの漢字表記名です。
「澳」の名前での使われ方
・『澳』【おく/おき】
和歌山県や京都府、神奈川県、広島県、千葉県に多く見られる日本の名字です。
・『澳津』【おきつ】
和歌山県や広島県、神奈川県に多く見られる日本の名字です。
・『澳原』【おきはら/おくはら】
和歌山県や広島県、神奈川県に多く見られる日本の名字です。
・『澳塩』【おくしお】
和歌山県や広島県、神奈川県に多く見られる日本の名字です。
まとめ
「澳」は訓読みでは「おき」や「くま」、「澳(ふか)い」と読み、音読みでは「オウ」や「イク」、「オク」と読む漢字でした。
そして、「澳」には「隈(くま)」や「奥深く水が入り込んだ場所」や「沖」、「岸から遠く離れた水上」、「深い」、「澳太利亜(オーストリア)」の略という意味が含まれています。