火へんに各で「烙」の読み方とは?簡単に解釈

火へんに各で「烙」の読み方とは? 読み方

火へんに各と書く「烙」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「烙」の読み方と意味について解説します。

火へんに各で「烙」の読み方

「烙」の読み方は音読みでは「ラク」「ロク」、訓読みでは「や?く」です。

「烙」の意味や解説

「烙」とは、「火であぶること」を意味する言葉です。

物体を火にかけて熱する様子を指します。

元々は鉄を火であぶって真っ赤になるまで熱するような直接火を当てる様子を指す言葉ですが、一般的にはフライパンでい炒るような直火で直接当てるのではなく間接的に火を当てて熱する行為も「烙」と表現します。

「烙」の熟語での使い方や使われ方

・『烙印』【らくいん】
「真っ赤になるまで火であぶって熱した金属製の焼き金でつけたしるし」のことです。

高温になるまで熱した金属を押し当て焼き目でしるしをつける道具のことを「焼き金」といいます。

焼き金を押し当てられた部分はやけどになり焼金のデザイン部分だけがケロイドの傷痕になって残り続けます。

そのような焼き金を押し当ててできた火傷のしるしを指す言葉が「烙印」です。

一般的に「焼印」と呼ばれるものと同じ意味ですが焼印は所有権を表すために動物に押したり革製品にブランド名を刻み込んだりなど実用的な目的で押される焼き金のしるしを指すのに対し、「烙印」は罪を犯した証として罪人に押すような「一生消せない痕跡」というニュアンスで使われる言葉です。

不祥事の証として押されることから「一方的に押し付けられた不名誉な評価」という比喩的な意味でも使われます。

・『焙烙』【ほうろく】
「平たくて浅い土鍋」のことです。

フライパンのような平型で浅い調理器具で茶葉を焙じたりゴマを炒ったりするのに使います。

まとめ

「烙」は使う機会が限られる言葉で熟語での使用も多くありません。

難しい意味ではないので正しい読み方と意味を合わせて知っておきましょう。

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