この記事では、「瓏」の読み方を分かりやすく説明していきます。
王へんに龍で「瓏」の読み方
「瓏」という漢字は音読みでは「ロウ」や「リョウ」、「リュ」や「ル」と読み、訓読みでの用法はありません。
「瓏」の意味や解説
「瓏」には「玉が触れ合って鳴る音」や「明らかな様」という意味が含まれています。
「瓏」は3つの玉に紐を縦に通した象形である「王」に「龍」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。
「瓏」での熟語での使い方や使われ方
・『玲瓏』【れいろう】
「玉などが透き通るように美しい様」や「玉のように輝く様」、「玉などが触れ合って美しく鳴る様」、「音声の澄んで響く様」を意味する言葉です。
・『瓏玲』【ろうれい】
「玉などが透き通っている様」や「明るく光り輝く様」、「玉や金属などが触れ合って、澄んだ音で鳴る様」、「音声の澄んで響き渡る様」を意味する言葉です。
・『八面玲瓏』【はちめんれいろう】
「心が清らかであり、何のわだかまりもないことやその様」、「どの方面から見ても、曇りがなく明るい様」、「誰に対しても交際ぶりが円満であり、功名であることやその様」を意味する言葉です。
「八面」はあらゆる方面という意味を表しています。
・『晶瑩玲瓏』【しょうえいれいろう】
「宝石のように透き通っていて美しいこと」を意味する言葉です。
「晶瑩」は透き通っている様子という意味を表しています。
「瓏」の名前での使われ方
・『氷川瓏』【ひかわ ろう】
日本の作家、脚本家、エッセイストです。
・『高階瓏仙』【たかしな ろうせん】
日本の仏教学者、僧侶です。
まとめ
「瓏」は音読みでは「ロウ」や「リョウ」、「リュ」や「ル」と読む漢字です。
そして、「瓏」には「玉が触れ合って鳴る音」や「明らかな様」という意味が含まれています。