「眩」は時折目にするものの難易度の高い漢字です。
この記事では、「眩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「眩」の正しい読み方は「くら(む)」と「まぶ(しい)/まばゆ(い)」のどちら。
「眩」は音読みでは「ゲン」です。
問題は訓読みです。
例を挙げると、「目が眩む」では「くら(む)」と読みますが、「眩いばかりの光」や「眩しい光」では、「まばゆ(い)」や「まぶ(しい)」と読みます。
このように「眩」は全く違う読み方が存在します。
またこの読み方以外にも、「めまい」「まど(う)」などがあります。
正しい読み方の結論
「眩」の正しい読み方ですが、「くら(む)」も「まぶ(しい)/まばゆ(い)」も正しい読み方になります。
全く違う読み方があることを認識しておきましょう。
「眩」の意味
「眩」の意味ですが、「目が回る、くらむ、めまい」、「光で一時的に視力が衰える」「心を奪われて物事の理解力が低下する」になります。
「眩」の言葉の使い方や使われ方
・『眩暈』【げんうん】
「めまい」の難しい表現です。
「眩暈を覚える」などの表現で使われることがあります。
・『瞑眩』【めんけん/めんげん】
「めまい、または目がくらむこと」、もしくは「東洋医学の治療に伴う好転反応」を表す薬学用語です。
・『眩惑』【げんわく】
「目がくらんで正しい判断ができなくなる」ことを意味する言葉です。
なお視力についてだけではなく、欲に見る目を失ってしまうこと、判断力を失くしてしまうことも意味します。
まとめ
「目」と「玄」という漢字からできている「眩」は読み方がたくさんある難易度が高めの漢字です。
「目」は物を見るために使う身体部分で、「玄」はくろい、くらい、深い、遠いなどを表す漢字です。
物理的に一時的に視力が低下するだけではなく、心の目の視力低下も意味しています。
送り仮名や文章の前後の内容から、正しい読み方をしてください。