竹冠に離で「籬」の読み方とは?簡単に解釈

竹冠に離で「籬」の読み方とは? 読み方

この記事では、「籬」の読み方を分かりやすく説明していきます。

竹冠に離で「籬」の読み方

「籬」という漢字は訓読みでは「まがき」「ませがき」と読み、音読みでは「リ」と読みます。

「籬」の意味や解説

「籬」には「竹や柴などを粗く編んだ垣根」「遊郭において、店への上り口と遊女屋の入り口の土間の間の格子戸」などを意味する「まがき」「ませがき」という意味が含まれています。

「籬」は竹の象形である「竹冠」「離」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「籬」の熟語での使い方や使われ方

・『籬越し』【ませごし】
「籬垣を越えて事をすること」「籬垣を越えて品物の受け渡しをすること」を意味する言葉です。

・『瑞籬』【みずがき】
「神社などの周りに設けられた垣根」「神や霊が宿ると考えられた山や森、木などの周りに巡らされた垣」を意味する言葉です。

・『夕籬』【ゆうまがき】
「夕方の籬」「夕方の娼家の店先」を意味する言葉です。

・『籬下』【りか】
「垣根の側」「低い位置にあることの例え」を意味する言葉です。

・『籬客』【りらく】
「竹や柴などで編まれた垣」を意味する言葉です。

・『籬豆』【かきまめ】
「インゲンマメやエンドウ、クロマメ、フジマメなどの俗称」を意味する言葉です。

・『生け籬』【いけがき】
「丈の低い樹木を並べながら植えて作られた垣根」を意味する言葉です。

・『荒籬』【あらがき】
「隙間の大きい垣根」「神社の外側を囲った粗目の垣根」を意味する言葉です。

・『仏籬祖室』【ぶつりそしつ】
「仏陀の籬と祖師達磨の室」、転じて、「仏教と禅門」を意味する言葉です。

まとめ

「籬」は訓読みでは「まがき」「ませがき」と読み、音読みでは「リ」と読む漢字です。

そして、「籬」には「竹や柴などを粗く編んだ垣根」などを意味する「まがき」「ませがき」という意味が含まれています。

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