糸へんに己で「紀」の読み方とは?簡単に解釈

糸へんに己で「紀」の読み方とは? 読み方

この記事では、「紀」の読み方を分かりやすく説明していきます。

糸へんに己で「紀」の読み方

「紀」の漢字の音読みは「キ」で、訓読みはいずれも常用漢字外の読みですが、「のり・しる(す)・おさ(める)」です。

音読み・訓読み以外に、名前の読みとしては「おさ・こと・すみ・ただ・とし・もと」等が使われています。

「紀」の意味や解説

「紀」の漢字の意味としては、「決まりや、筋道」や、「年代」や、「順序立てて記録する」や、「秩序を立てて進めること、おさめること」そして「日本書紀の略称」「紀伊の国の略称」などが挙げられます。

「紀」と音読みが同じで意味も似た漢字に「記」があります。

二つの漢字は、いずれも「記録する」との意味を持っていますが、「紀」「決まりに従ったり、順序だって記録する」意味を持っているのに対し、「記」の方は、単に「書いて記録する」との意味だと言う点に違いがあると言えます。

古い歴史書と言える「日本書紀」「紀」の漢字を使い、「古事記」「記」の漢字を使っており、やはり紛らわしいと言えます。

「紀」の熟語での使い方や使われ方

「紀」の漢字が、「決まりや、筋道」との意味で使われている熟語としては、 ・『風紀』【ふうき】
「社会生活の秩序を保つための規律のこと」を意味する熟語が挙げられます。

また、「年代」の意味で使われる熟語としては ・『世紀』【せいき】
「西暦で、100年を単位とする年代の数え方」を表す熟語等があります。

さらに「順序立てて記録する」の意味としては、 ・『紀行文』【きこうぶん】
「旅行中の体験・見聞・感想などを書きつづった文章」の意味の熟語等があります。

まとめ

「紀」の漢字の音読みは「キ」で、訓読みはいずれも常用漢字外の読みですが、「のり・しる(す)・おさ(める)」です。

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