「口金」という言葉の読みとして正しいのはどのような読み方なのでしょうか。
今回は、「口金」の正しい読み方と意味について解説します。
「口金」の正しい読み方は「くちがね」と「こうきん」どちら
「口金」という言葉の読み方として思いつくのは「くちがね」と「こうきん」の2つです。
「くちがね」と「こうきん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「口金」の正しい読み方は「くちがね」です。
「口」は「口先(くちさき)」「軽口(かるくち)」など「くち」という読み方があり、「金」は「鉢金(はちがね)」「差金(さしがね)」など「がね」という読み方があります。
それぞれの読み方を合わせた「くちがね」が「口金」の正しい読み方です。
「口」には「口論(こうろん)」「人口(じんこう)」など「こう」という読み方が、「金」には「金属(きんぞく)」「現金(げんきん)」など「きん」という読み方もありますが「口金」の読み方は「くちがね」だけで「こうきん」という読み方はありません。
「口金」の意味
「口金」とは、「物品の口部分に取り付ける金具」を意味する言葉です。
差込口や注ぎ口など物品の中で他のものが出入りする部分や接続する部分のことを「口」といいます。
物品の口はぶつかったり擦れたりなど痛みやすいことから補強のため金属部品を使うことがあります。
口部に取り付けられる金属部品を指す言葉が「口金」です。
「口金」の言葉の使い方や使われ方
・『絞り袋に口金を取り付ける』
・『大きさに合わせて口金を交換する』
・『傷んできた口金を新品に変える』
まとめ
「口金」の読み方は「くちがね」で「こうきん」は間違った読み方です。
日常会話でも使う身近な部品なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。