「切創」とは何を表す言葉でどのように読むのでしょうか。
この記事では、「切創」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「切創」の正しい読み方は「せっそう」
「切創」の正しい読み方は「せっそう」です。
「切」には「切迫」【せっぱく】「切片」【せっぺん】など「せっ」という読み方があります。
「創」は「創業」【そうぎょう】「銃創」【じゅうそう】など「そう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「せっそう」が「切創」の正しい読み方です。
「切創」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「切創」のよくある間違った読み方として挙がるのが「せつそう」「きりそう」です。
「切」には「切断」【せつだん】「大切」【たいせつ】など「せつ」と読むほか「切株」【きりかぶ】「切口」【きりくち】など「きり」とも読みます。
漢字の読み方としては正しいのですが「切創」には当てはまりません。
「切創」について説明
「切創」とは、「切り裂かれたことによってできた傷」を指す言葉です。
鋭利な物を皮膚に当て滑らせるように動かして生じた負傷を指します。
包丁やナイフといった刃物や割れガラスなど鋭利なものによって切り裂かれた傷全般を指しますが切られて直接できた傷に対して用いる表現で、切れたところから広がった傷は含みません。
「切創」の言葉の由来
「創」には「傷」という意味があります。
「切り裂かれてできた傷」が「切創」の由来です。
まとめ
「切創」は医学的な言い方で日常的にはほとんど使いません。
健康と安全に関わる重要な言葉なので正しく理解しておきましょう。
