「南風」という言葉は何と読むのでしょうか。
この記事では、「南風」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「南風」の正しい読み方は「みなみかぜ」
「南風」は「みなみかぜ」と読みます。
その他にも「なんぷう」「みなみ」「はえ」など多くの読み方があります。
二つ以上の漢字を組み合わせて特定の読み方を当てる熟字訓を持つ言葉ですが、それぞれの漢字の読み方にそのまま従った「みなみかぜ」が最も一般的で広く使われている読み方です。
「南風」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「南風」のよくある間違った読み方としては「みなみふう」「なんかぜ」「こち」等が挙げられます。
「こち」は「東風」の読み方であり、南と東を取り違えることによって起きる読み間違いです。
「南風」について説明
「南風」とは、「南の方角から吹く風」のことです。
多くの読み方を持ちますが基本的には南方から吹いてくる風を指す気象現象の意味で使います。
南から吹く風は大きな気象変化の前兆であることが多く、漁師は海が荒れる前触れとして警戒する嫌な風です。
特に夏場は海が一瞬にして時化る可能性があるため南からの風が吹くと同時に漁を中止し引き上げることもよくあります。
陸上では単に暖かい風であり、3月から4月にかけては冬が終わり春が訪れる前触れとして待ち望まれています。
海では嫌な風ですが陸上で生活する人にとっては冷たい北風とは反対の暖かく心地よい風というイメージです。
まとめ
「南風」は漢字そのままの意味ですが読み方はたくさんあります。
九州沖縄地方では地名として使われているところもあるので正しい読み方を覚えておきましょう。