「古都」は何と読めばいいのでしょうか。
この記事では、「古都」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「古都」の正しい読み方は「こと」
「古都」は「こと」と読むのが正しい読み方になります。
「古都」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「古都」のよくある間違った読み方としては「ふると」「こみやこ」等が挙げられます。
「いにしえのみやこ」という読み方も見られますがこれは読み間違いと言うよりも漢字の意味から導かれる読みを当てはめたものであり、主に曲の歌詞やキャッチフレーズなどで使われる表現です。
もちろん正しい読み方ではありませんが間違っていることを理解した上であえて使っている詩的な表現の一種です。
「古都」について説明
「古い時代に都だった場所」もしくは「昔から栄えているところ」を意味する言葉です。
かつて都があった場所や昔から栄えているを指します。
古都の保護を目的に制定された「古都保存法」では「往時の政治もしくは文化の中心地として歴史的に重要な地位を有する市町村」を「古都」と定めています。
具体的にはかつて平安京や平城京などの都が置かれていた京都市や奈良市、鎌倉幕府が開かれ政治の中心地として機能していた鎌倉市などが法律的に定義された「古都」です。
街並みや文化などに歴史的な風土が残されていることが多く、かつての時代を伝えるものとして保護対象になっています。
「古都」の言葉の由来
「古い時代の都」「古くから栄えている都市」に由来します。
まとめ
「古都」は歴史的な町に対して用いる表現です。
法律的な定義だけでなく時代性や町の雰囲気で使われることもあるので覚えておきましょう。
