この記事では、「咽頭」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「咽頭」の正しい読み方は「いんとう」
「咽頭」の正しい読み方は「いんとう」となります。
「咽頭」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「咽頭」と間違いやすい読み方は「いんこう(咽喉)」といえます。
「咽」の文字が使われている点や、言葉の響きが似ていることから間違える可能性があります。
また、「咽喉」は「咽頭」と「喉頭」のことを指すため、双方の意味が似通っていることからも取り違えやすい言葉といえるでしょう。
また、「咽頭」のどちらかの漢字を訓読みして「のどとう」や「いんかしら」「いんあたま」と読んだり、両方の文字を訓読みして「のどかしら」「のどあたま」などと読んだりすることも間違いとなります。
「咽頭」について説明
「咽頭」は人体を構成する器官の一部で、「鼻腔と食道の間に存在する袋状の管」のことを指します。
「咽」は「のど」や「飲む」「飲み下す」「声がふさがる」などを示し、「頭」は「頭部」「ものの頂上」などを示します。
「咽頭」は呼吸したり、食べ物などを飲み下したり、発声したりする作用があり、上咽頭、中咽頭、下咽頭に分けられます。
「咽頭」の長さは、体格にもよりますが約12cm〜13cm程度とされています。
また、炎症や病気が発生する器官でもあり、よく耳にする病気としては「急性喉頭炎」、「咽頭がん」などがあります。
まとめ
「咽頭」の正しい読み方は「いんとう」となります。
「咽喉(いんこう)」と読み違えたり、「咽」と「頭」の文字を訓読みしたりしないよう注意しましょう。
正しい読み方をマスターして、言葉に対する知識をより深めてくださいね。