この記事では、「知覚過敏」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「知覚過敏」の正しい読み方
「知覚過敏」の正しい読み方は「ちかくかびん」です。
「ち・かく・か・びん」全て音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「知覚過敏」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「知覚過敏」は「ちおぼえかびん」「ともかくかびん」などと間違って読まれることがあります。
「知覚過敏」について説明
「知覚過敏」とは、「虫歯がないにもかかわらず、冷たいものを飲んだり食べたりしたときにしみるような強い痛みを感じること」という意味です。
歯に異常がないのに物を食べた時に痛みを感じる症状で、中には熱いものがしみる場合もあります。
歯茎が痩せることにより、歯の根部分が露出したり、歯のエナメル質が削れて、神経組織に食べたものが触れる様になると生じます。
「知覚過敏」は歯科衛生用語として使われる言葉で、正しくは「象牙質知覚過敏症(ぞうげしつちかくかびんしょう)」と言いますが、日常では「知覚過敏」と省略して使われます。
「知覚過敏」の言葉の由来
「知覚過敏」は漢字の意味から成り立つ語です。
「知覚+過敏」で成り立っている語で、「知覚」は「思慮分別をもって知ること」「感覚器官を通して外界からの刺激や身体内部の状態を知る働き」という意味、「過敏」は「刺激に対して過度に感覚が鋭いこと」という意味、「知覚過敏」で「食べ物による刺激に対して、歯の感覚が過度に鋭いこと」になります。
まとめ
今回は「知覚過敏」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。
