この記事では、「肝鎌状間膜」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「肝鎌状間膜」の正しい読み方は「かんかまじょうかんまく」
「肝鎌状間膜」の正しい読み方は、「かんかまじょうかんまく」になります。
「肝鎌状間膜」は肝臓を構成する部分を指している言葉です。
「肝鎌状間膜」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「肝鎌状間膜」の間違いやすい読み方として、「きもかまじょうかんまく・かんけんじょうかんまく・かんかまじょうあいだまく」などを想定することができます。
「肝鎌状間膜」の「肝」という漢字は、訓読みで「きも」と読むこともできるからです。
「鎌」の漢字も、兼のつくりから「けん」と間違えて読みやすいのです。
ただし、「肝鎌状間膜」の正しい読み方は「かんかまじょうかんまく」と決まっているのです。
「肝鎌状間膜」について説明
「肝鎌状間膜」(かんかまじょうかんまく)とは、「肝臓を右葉と左葉に分けている間膜」のことを意味しています。
「肝鎌状間膜」というのは、「解剖学的に肝臓の形態的な構造を左右(左葉+右葉)に分けている間膜」を指しているのです。
しかし「肝鎌状間膜」は肝臓を綺麗に左右対称に分けることのできる線ではありません。
そのため、臨床的(外科的)に肝臓を左右に分けて考える場合には「肝鎌状間膜」ではなくて、下大静脈と胆嚢窩(たんのうか)を結んだ線である「カントリー線」を用いています。
まとめ
この記事では、「肝鎌状間膜」の正しい読み方が「かんかまじょうかんまく」であることを説明しました。
「肝鎌状間膜」の間違いやすい読み方やその意味合いについても詳しく解説していますので記事内容を参考にしてみてください。