この記事では「安房」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「安房」の正しい読み方は「あわ」
「安房」は固有名詞であるため、いくつかの読み方が存在しますが、一般には千葉県の地域名「安房」を指し、その場合は「あわ」と読むのが正しいです。
また、岐阜県にある峠の「安房」は「あぼう」、茨城県や鹿児島県にある地名の「安房」は「あんぼう」と読みます。
「安房」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「安房」という地名を知らない人は、訓読みで「やすふさ」と読んでしまうことがあるかもしれません。
また千葉県の地域名は「安房(あわ)」ですが、「あぼう」「あんぼう」と読んでしまうと他県にある地域名になってしまいます。
「安房」について説明
ここでは、地域名「安房」の一般的な読み方である「あわ」について説明します。
「安房」地域は、千葉県南部にある房総半島の南端にあたるエリアのことで、館山市、南房総市、鴨川市、鋸南町があります。
内陸部は山岳部や丘陵地が多く、三方は海に面した自然が豊かなエリアです。
農業や漁業が盛んに行われており、一年を通して温暖で過ごしやすいのが特徴となっています。
「安房」の言葉の由来
「安房」という地名は、現在の徳島県にあたる「阿波(あわ)」に由来しています。
その昔、阿波の国から来たアメノトミノミコトが現在の房総半島南端を開拓したことから、この地域が「安房(あわ)の国」と呼ばれるようになりました。
「安房」を「あわ」と読む理由については、地名の「あわ」に漢字の「安」と「房」を当てた、つまり「あわ」を「安房」と表記するのは当て字という説があります。
まとめ
千葉県にある「安房」の読み方は「あわ」です。
また、他県には「あぼう」「あんぼう」と読む地名も存在します。
「やすふさ」と読み間違えないように注意しましょう。
