「樋口」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「樋口」の読み方とは? 読み方

この記事では、「樋口」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「樋口」の読み方は「ひぐち」

樋の漢字は訓読みで、ひと読む事が可能です。

後ろに続く口の漢字は、口約束や口癖、口数といった言葉を見れば理解出来る事でしょうが、訓読みで、くちと読む事が出来ます。

以上の事から樋口は、訓読み同士を合体させて、ひぐちと読むのが正解です。

とはいえシンプルに訓読み同士で繋げるなら、ひぐちではなく、ひくちと読むべきですが、日本語の連濁と呼ばれる読み方により変化しています。

ちなみに連濁とは、2つの語が結び付いて1つの語になる際に、発音し易くするために後ろの語の語頭が濁音に変化するのです。

なので樋口は、そんな連濁によりひぐちと読まれます。

「樋口」の間違った読み方や間違いやすい読み方

樋の漢字の訓読みは、ひだけでなく、といという読みも存在するのです。

そのため後ろの口の漢字の訓読みであるくちと組み合わせる事で、といぐちと読まれる事もあります。

他には、ぱっと見似ている桶という漢字と間違われて、おけぐちという読まれ方もしたりするのです。

所が、といぐちも、おけぐちもどちらの読み方も誤りなので注意する必要があります。

「樋口」について説明

樋口は、下水とか樋の水の出口を示す言葉です。

他には、名字の1つとしても使用されています。

まとめ

樋は訓読みでといと読めるし、口の漢字は訓読みでくちと読む事が可能です。

そのため2つの漢字の訓読み同士を繋げて、そこに日本語の連濁による変化を加え、樋口を、といぐちと読んでしまう人も存在しています。

ですが樋口の漢字表記に関しては、といではなくもう1つの訓読みである、ひと読む必要があるのです。

だからこそ樋口は、といぐちではなく、ひぐちと読むべき言葉となっています。

そんな樋口は、樋の水や下水の出口といった意味や、名字として用いられる言葉です。

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