「蛇穴」は何と読めばいいのでしょうか。
この記事では、「蛇穴」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「蛇穴」の正しい読み方は「へびあな」「じゃけつ」「さらぎ」
「蛇穴」の正しい読み方は「へびあな」「じゃけつ」「さらぎ」です。
「蛇」には「毒蛇」【どくへび】「大蛇」【だいじゃ】など「へび」「じゃ」という読み方があります。
「穴」は「竪穴」【たてあな】「洞穴」【どうけつ】など「あな」「けつ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「へびあな」「じゃけつ」と漢字の組み合わせに特定の読みを当てた熟字訓の「さらぎ」が「蛇穴」の正しい読み方です。
「蛇穴」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「蛇穴」のよくある間違った読み方として挙がるのが「じゃあな」「へびけつ」です。
漢字の読み方としては正しいのですが組み合わせが違います。
「蛇穴」について説明
「蛇穴」は読み方によって意味が変わります。
「へびあな」と読む場合の意味は「蛇がいる穴」のことです。
蛇が生息している穴、もしくは蛇の巣穴を指します。
蛇は暗くて狭い場所を好むため土の穴によく潜んでいますが、その穴を指す言葉です。
「じゃけつ」と読む場合の意味は「群馬県前橋市にある古墳名」です。
正式名称は「蛇穴山古墳」といい、国の史跡に指定されています。
「さらぎ」と読む場合の意味は「奈良県五所市の地名」です。
初見ではまず読めない難読地名です。
「蛇穴」の言葉の由来
「蛇のいる穴」に由来しますが、地名についての由来ははっきりしません。
「さらぎ」は土器の生産を意味する言葉で、かつてその土地で土器が作られていたことに由来すると考えられますが「蛇穴」という字が当てられた由来については諸説あり真相は不明です。
まとめ
「蛇穴」は読み方によって意味が変わるので、読みの意味を合わせて覚えておきましょう。
