「蒙古襞」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「蒙古襞」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「蒙古襞」の正しい読み方は「もうこひだ」
「蒙古襞」の正しい読み方は「もうこひだ」です。
「蒙古」は「蒙古斑」【もうこはん】「蒙古タンメン」【もうこたんめん】など「もうこ」と読みます。
「襞」は「山襞」【やまひだ】「肉襞」【にくひだ】など「ひだ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「もうこひだ」が「蒙古襞」の正しい読み方です。
「蒙古襞」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「蒙古襞」のよくある間違った読み方として挙がるのが「もうふるひだ」「もうこへき」です。
「古」は「古道具」【ふるどうぐ】「古新聞」【ふるしんぶん】など「ふる」と読みますが「蒙古襞」には使いません。
「もうこへき」は「襞」を「壁面」【へきめん】「壁画」【へきが】などの読み方がある「壁」と見間違えたことによる間違いです。
「蒙古襞」について説明
「蒙古襞」とは、「モンゴロイドの目に見られる特徴的なひだ」のことです。
モンゴロイドと呼ばれる黄色人種だけに見られる特徴的で、目頭をわずかに覆っている皮膚を指します。
「蒙古襞」は通称で医学的な名称は「内眼角贅皮」です。
目を小さく見せていることから手術でこの部分を切開すると目元が切れ長の印象に変わります。
「蒙古襞」の言葉の由来
「蒙古」はモンゴロイドを意味します。
「モンゴロイドだけが持つ目のひだ」が「蒙古襞」の由来です。
まとめ
「蒙古襞」は正式名称ではありませんが美容の世界では広く知られています。
あまり使わない難読漢字なので正しい読み方を知っておきましょう。