「朽木」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「朽木」の読み方とは? 読み方

この記事では、「朽木」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「朽木」の正しい読み方は

「朽木」の正しい読み方は「きゅうぼく」「くちき」「くつき」です。

「朽木」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「朽木」で使われている「朽」の漢字に似た漢字に「巧」があります。

この漢字の音読みは「こう」で、訓読みは「たく(み)」です。

したがって、この漢字の音読みに、「木」の音読みを重ねると「こうぼく」と読め、いかにもありそうな熟語となるため、間違いやすい読み方と言えます。

「朽木」について説明

「朽木」「きゅうぼく」と読ますのは、漢字の音読みを重ねた読み方で、意味は「朽ちた木、腐った木」です。

「朽木」「くちき」と読ませるのは、漢字の訓読みを重ねたもので、意味は「きゅうぼく」と読ませる場合同様、「朽ちた木、腐った木」と、そこから転じた「不遇のままむなしく一生を終える人の境遇の例え」の意味としても使われます。

「朽木」「くつき」と読ませるのは、「滋賀県高島市西部の地名」です。

この「朽木」は琵琶湖の北西部に流れ込む安曇川(あどがわ)上流にある自然豊かな村です。

ここは、かつて朽木の杣(そま)と呼ばれ、木材の産地として有名です。

また、この地の地頭職を得た近江源氏佐々木氏の一流が、「朽木」の氏を名乗り、その分家の一つは江戸時代には丹波福知山藩主を務める大名に列しました。

まとめ

「朽木」の正しい読み方は「きゅうぼく」「くちき」「くつき」です。

間違いやすい読みとしては「こうぼく」が挙げられます。

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