「鸞」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「鸞」の読み方とは? 読み方

この記事では、「鸞」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「鸞」の正しい読み方は「らん」

「鸞」の読み方は「らん」です。

漢字の「鸞」は音読みで「らん」と読みます。

それ以外の読み方はありません。

「鸞」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「鸞」は、形の似ている「鶯」と間違えて「うぐいす」と読んでしまいがちです。

また「鳥」が付く漢字の「鷺(さぎ)」「鷹(たか)」「鷲(わし)」も見た目が似ているので、読み間違えてしまう可能性があります。

「鸞」について

「鸞」とは、中国の伝説に出てくる神鳥の名前です。

鸞鳥(らんちょう)ともいいます。

体は青く長い尾や飾り毛があり、きらびやかで大変美しい姿をしているのが特徴です。

空想上の鳥ですが、その姿は南米にすむカザリキヌバネドリ(ケツァール)に似ているとも言われます。

伝説上の鳥「鳳凰」の一種といわれることもありますが、体の色が違うので別の鳥ともいわれます。

「鳳凰」ほど周知はされていませんが、「鳳凰(ほうおう)」と共に瑞鳥として慶ばれ、シンボルやモチーフなどに用いられることがあります。

なお、名前に「鸞」がつく人物では、浄土真宗の宗祖「親鸞(しんらん)」が有名です。

この名前の由来は「天親菩薩」と中国の僧「曇鸞」にあるといわれます。

また、「鸞」は天子(中国の君主の称号)に使う美称でもあり、天子の馬車につける鈴を意味することもあります。

まとめ

「鸞」の正しい読み方は「らん」です。

学生の時に授業で習った「親鸞(しんらん)」「鸞」といえば、思い出す人も多いのではないでしょうか。

「鶯(うぐいす)」などほかの漢字と間違えないよう注意しましょう。

読み方
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