「兜」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「兜」の読み方とは? 読み方

この記事では、「兜」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「兜」の正しい読み方

「兜」の正しい読み方は「かぶと」です。

これは訓読みの読み方で、音読みにした場合は「ト」「トウ」になります。

「兜」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「兜」は、鎧(よろい)と組み合わせて「鎧兜(よろいかぶと)」とも言うので、「兜」のほうを「よろい」と間違えてしまう可能性があります。

また「兜」と見た目の似た漢字には「叟(おきな)」「曳(ひ・く)」など読み方の難しいものがありますが、「兜」と混同して間違った読み方をしないよう注意が必要です。

「兜」について説明

「兜」とは、戦闘をする際などに頭部を保護する目的でかぶる武具のことです。

漢字の「兜」「白」が人の頭、下部にある「にんにょう」が足を表しており、人が頭にかぶり物をしている様子を表しています。

「兜」は胴体を保護する武具の「鎧」と組み合わせて着ることから、これらを「鎧兜」と呼んだり、鎧を意味する「甲」、兜を意味する「冑」と組み合わせて「甲冑(かっちゅう)」と呼んだりします。

頭部は身体の中でも最大の急所になるため、鉄などの金属で作られた強固な「兜」をかぶる必要があります。

ただし、使われる素材やデザインは多岐にわたり、和紙や革などの軽い素材を使うこともあれば、凝った装飾を施した「兜」も見られます。

日本の戦国武将は「兜」の装飾にこだわりを持ち、前面などに信念や象徴をよく目立つように表しているものも見られました。

また、現代では端午の節句に「兜飾り」を飾る風習があります。

まとめ

「兜」「かぶと」と読みます。

「鎧兜」「鎧」と混同しないように気を付けましょう。

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