この記事では、「世迷言」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「世迷言」の正しい読み方
「世迷言」の正しい読み方は「よまいごと」です。
「よまいごと」は熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
「世迷言」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「世迷言」は「よめいげん」「せめいげん」などと間違って読まれることがあります。
「世迷言」について説明
「世迷言」の意味は以下の通りです。
1つ目は「一人で不平や愚痴を言うこと」という意味です。
2つ目は「訳の分からないことや、筋の通らないことを繰り返し言うこと」という意味です。
「世迷言」は「名詞として「世迷言を並べる」「世迷言に付き合わされる」などと使われます。
似た意味の言葉に「虚言(きょげん)」があり、「うそいつわりを述べること」という意味です。
「世迷言」が「訳の分からないことをくどくど言うこと」、「虚言」は「真実でないことを言うこと」という意味の違いがあります。
「世迷言」の言葉の由来
「世迷言」の語源には以下の2つの説がああります。
1つ目は本来の読み方「世迷い言(よまよいごと)」も音変化という説で、「世の中の人を迷わせることを言う」という意味です。
2つ目は「病言(やまひごと)」が変化したという説で、「おかしなことを言う」という意味、「世迷言」は当て字とされています。
まとめ
今回は「世迷言」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。